そのような事実は一切ございません。東北大学大学院医学系研究科小川晋准教授によって2018に発表された研究論文(※)中において、一定の糖尿病患者から平均値を上回るメチルグリオキサール値が検出されたという旨の内容が記載されたことをきっかけに、こちらの論文に関する誤解が「発がん性」という言葉を伴って広まったと考えられます。
当論文を発表された小川晋准教授へ本件に関する見解を伺ったところ、「そのような論文を発表したこと自体は事実ですが、メチルグリオキサールと糖尿病患者の相関関係の詳細は不明です。また、メチルグリオキサールとガンとの関係性について述べた論文は一切発表しておらず、そもそも発がん性があると裏付けできるデータは一切ございません。」という旨のご回答を頂きました。
また、マヌカハニーの生産国ニュージーランドでは、政府機関の第一次産業省によってマヌカハニーの品質管理が義務付けられていますが、マヌカハニーの有害性を証明するデータや注意は一切無く、またマヌカハニーに起因する体調悪化の報告や研究結果は、現時点で一切発表されておりません。
※ 『糖尿病合併症の進展予測物質を同定 ―血中メチルグリオキサールは5年後の糖尿病性血管障害進展を予測する―』(『 Hypertension〔電子版〕』2018年8月版にて掲載)